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2017/09/27
Flash Glucose Monitoring(FGM)は、簡便でリアルタイムに血糖値をモニター出来るため、糖尿病管理にとても有用に思えますが、実際のところはどうなのでしょうか?
すでに、1型糖尿病患者におけるFGMは、従来のself-monitoring of blood glucose (SMBG)に比較して、有意に低血糖時間が短縮したことが、IMPACT試験によって示されています (Lancet 2016; 388: 2254–63)。そこで、強化インスリン療法中の2型糖尿病患者においても、FGMが、SMBGにとって替わることが可能か否かが検討されました。
結果はシンプルであり、HbA1cの変化はFGMとSMBGの2群間で差が無かったものの、低血糖の時間がFGM群で短縮し、患者の満足度も高かったことが報告されました。この結果はIMPACT試験の結果とほぼ同様であり、コストの問題が解消されれば、FGMの有用性が証明されたことは、大変興味深いです。 (担当:粟飯原)
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