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2016/02/27
糖尿病患者さんには、無症候性の末梢動脈疾患が、決して少なくはありません。本人は、全く無症状でも、診療でankle-brachial index:ABIを測定してみると、値が0.9未満の患者さんを見かけることがあります。循環器内科や心臓血管外科に依頼して、血管形成術をお願いするほどでもない軽症例でも、意外に心血管事故が多いことが知られていますから、軽視できません。
動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2012年版)に則ると、LDLコレステロールを120mg/dl未満に管理する必要がありますから、スタチン・ベースの治療をやはり考えるわけですが、実際の効果はどうなのでしょうか?
Statins for Prevention of Cardiovascular Events in a Low-Risk Population With Low Ankle Brachial Index によりますと、MACE(心筋梗塞・心血管血行再建術・虚血性脳卒中)と総死亡は各々約20%程度のリスク軽減効果があるようです。やはり必要な薬物療法はきちんと徹底しなければいけませんね。(担当:粟飯原)
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