2017/11/30
2017年11月30日(木)パークウエストンホテルにて、「高血圧と糖尿病セミナー〜腎イベント抑制を見据えた治療戦略〜」(主催:アステラス製薬)が開催されました。
本講座の粟飯原が、総合座長を務めさせて頂き、まず本学血液・内分泌代謝内科学講師の吉田守美子先生より「治療難渋例へのSGLT2阻害薬の使用経験」の演題で、実際の症例数例を取り上げて、SGLT2阻害薬がどの様な症例に奏功するかの検証が行われました。その背景としては、すべての糖尿病治療に当然関わることですが、患者さんのモチベーションと食事運動療法の達成度が、非常に大きく影響していることが示されました。
特別講演は、今春に国際医療福祉大学三田病院 臨床検査医学 主任教授に着任された下澤達雄先生に、「糖尿病患者の健康長寿のために」の演題でご講演頂きました。糖尿病専門医の視点とは異なった切り口と角度から、高血圧学と臨床検査医学のプロとしてのアプローチでお話を進められました。食塩感受性高血圧症の発症のメカニズム解説やその予防を含め、糖尿病患者の臓器合併症予防のために、どう診療していくかという考えを、基礎と臨床の両側面から、分かりやすく解説して頂きました。
討論のパートでは、会場に参加された先生方へのアンケートを元に、お二人の先生と聴講された先生方とで意見を交換しました。アンケート結果からは、私の予想よりもSGLT2阻害薬への期待が大きく、多くの先生方が診療で積極的に活用していることが分かり、有意義な講演会となりました。
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