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気になるメディカルトピックス・コラム

2019/01/30

朝の欠食が肥満を引き起こす理由

朝食をしっかり摂ることの大切さは、以前から指摘されていますが、正常な体内時計リズムを維持するために、重要な様です。本論文の著者らは、これまで、不規則な食事摂取が、肝臓での体内周期時計の機能異常を来し、脂質代謝異常を引き起こすことを明らかにして来たことから、今回は朝食抜きの生活習慣が、肝臓での体内周期時計リズムの障害や脂質関連遺伝子の発現異常を来し、肥満を伴った脂質代謝異常を引き起こすと仮定して、研究を行っています(PLoS ONE 13(10):2018 e0206669.)。

 研究方法は朝食有り(図の◯)および朝食抜きのラット(図の⚫️)の両群に高脂肪食を与えています。その結果、朝食抜きのラットにおいて、脂質代謝異常に加え、肝臓時計周期のずれや体温周期の異常によって活動期が短くなり、エネルギー消費量低下と体重増加を生じることが明らかになりました。朝食をしっかり摂ることは、代謝を活発にし、体内時計のリズムを整えることで、肥満予防につながりそうです。(担当:粟飯原賢一)

 

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